了義のマハームドラーの祈願



プログラム


了義のマハームドラーの祈願

12月2-5日

このリトリートは、2022年テルガル・アジアのイベントの1つとして、法話と瞑想実践を組み合わせたもので、テルガル・アジアのコミュニティでPath of Liberationを学ぶ方のために特別に用意されたものです。本リトリートでは、私たちの師であるミンギュル・リンポチェが、「了義のマハームドラーの祈願」を法話のテキストとして用い、心の本質の教えと実践の指導をしてくださいます。
カルマパ・ランジュン・ドルジェ3世によって著された「了義のマハームドラーの祈願」には、見解、実践、行いというすべての側面においてマハームドラーの系譜のエッセンスが含まれおり、カルマ・カギュの系譜の最も貴重な宝の1つとなっています。
リトリートは4日間にわたって行われます。毎日、私たちの師ミンギュル・リンポチェによる個人指導とテルガル・アジアによるグループプラクティスが予定されています。

**参加資格更新!**

どなたでも参加できます。いくつかのセッション(時間割参照)はPath of Liberationレベル2に参加した人のみが対象です。

ミンギュル・リンポチェは英語で講義を行います。通訳は、中国語、広東語、日本語、韓国語、インドネシア語があります。

 


 

コース時間


 

本リトリートの内容

  • ミンギュル・リンポチェによる講義
  • ミンギュル・リンポチェによる質疑応答
  • ガイド付き瞑想

 


 

参加費

USD85 スポンサー:  これにより、収入が限られている人には割引料金を提供できます
USD35 一般: これは、コースを開催するための基本的な費用をカバーします
USD15 割引: 収入が限られている方へ

 


 

申込について

  • イベントの1日前に受付を終了いたします。
  • キャンセルされた場合、振替や払戻には応じかねますのでご了承ください。

ミンギュル・リンポチェについて

ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェ(Yongey Mingyur Rinpoche)は、著名な瞑想指導者トゥルク・ウゲン・リンポチェ(Tulku Urgyen Rinpoche)を父に1975年、チベットとの国境に近いネパールに生まれる。幼少の頃よりパニック障害に悩まされたことから、一人洞窟に籠って瞑想するなど、早くから瞑想に親しむ。その後父やその他瞑想の師より正式に瞑想を学び実践を重ね、12歳で第7世ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェの転生者と正式に認定される。3年間のリトリート(お籠り修行)を終えた直後、15歳の若さでインドのシェラプ・リン僧院の瞑想指導者に任命される。その頃にはパニック障害はすでに過去のものであった。

リンポチェの法話は、ご自身が克服された体験を踏まえて新鮮でユーモアあふれる語り口が特徴的だ。指導的立場になってからも20世紀の偉大な高僧たちから顕教と密教の教えの伝授を受け、更に瞑想修行を続ける。その後本格的な教化活動を開始し、現在は、ネパールやインド各地にある僧院の座主としての責務を果たすとともに、世界中の弟子たちを指導。テルガル瞑想コミュニティは2008年に設立され、現在世界各地に拠点を擁している。

もう一つのリンポチェの活動として、科学への関心が挙げられる。幼い頃父の下で瞑想修行をしていた著名な脳神経科学者 フランシスコ・バレーラ(Francisco Varela)教授の影響もあったことからこの方面での貢献も大きい。ダライ・ラマ法王をはじめとする宗教界の指導者や科学者たちが参加する「心と生命研究所(Mind & Life Institute)」主催の会議は、その草創期から中心的な存在として活躍。米国の脳科学者リチャード・デイビッドソン博士らによる瞑想の科学的研究の被験者としても協力している。

2011年6月、リンポチェは突如僧院を後にし、インドやネパールを中心に乞食行を開始。2015年11月に行を終える約4年半にわたるエピソードは「4年の放浪の修行を終えて」(Lion’s Roar、2016年2月)、「リトリートを終えて」(Lion’s Roar、2017年1月)、『In Love with the World』[2019]に詳しい。