Joy of Livingオンライン瞑想プログラム
ミンギュル・リンポチェ
プログラム
Joy of Livingレベル3:智慧に目覚める
9月18-20日
Joy of Living(生きる喜び)は、どなたでも実践できる瞑想の学びと実践の道です。このレベル3は智慧や空の教えに関する内容です。
参加条件:Joy of Livingのレベル1と2に参加し、各50時間の正式瞑想の宿題終了者のみ
申込受付は終了しました
Joy of Livingレベル 1:心を静める
10月23-25日
Joy of Living(生きる喜び)は、宗教や文化の違いにかかわらずどなたでも実践できる瞑想の学びと実践の道です。ミンギュル・リンポチェの直接指導の下で、これらの教えを学び実践します。このレベル1はサマタ瞑想に関する内容です。
参加条件:どなたでも参加できます
Joy of Livingレベル2:心を開く
11月13-15日
Joy of Living(生きる喜び)は、どなたでも実践できる瞑想の学びと実践の道です。このレベル2は四無量心(慈悲喜捨)に関する内容です。
参加条件:Joy of Livingのレベル1に参加し、50時間の正式瞑想の宿題終了者のみ
ミンギュル・リンポチェは英語で講義を行い、ケンポ・クンガ師による解説はチベット語(英語通訳付)で行われます。通訳は、中国語(標準語)、中国語(広東語)、韓国語、日本語、インドネシア語、タイ語(タイ語の通訳はJOL1と2のみ)があります。
ご参加のコースの全日程・時間にご出席ください。いずれのクラスも欠席すると、次のレベルに進むにはそのコースを再受講する必要があります。
参加条件、宿題の必要条件については、JOLコース表をご覧ください。
コース時間
1日目 20:00-22:00(日本時間)
2日目 10:00-19:00(日本時間)
3日目 10:00-19:00(日本時間)
本リトリートの内容
- ミンギュル・リンポチェとケンポ・クンガ師による講義
- リンポチェとケンポによる質疑応答セッション
- 気づきのヨガ
- ガイド付き瞑想
Joy of Livingの紹介
Joy of Livingは、宗教や文化の違いにかかわらずどなたでも実践することができる瞑想の学びと実践の道です。主に次の2つのニーズを満たすように設計されています。
- 信仰に関わらない一般的な形式で、瞑想・マインドフルネスに関心のある方を対象にした包括的な瞑想のトレーニングコースを提供すること
- 正式な仏教実践に関心のある方も対象として、瞑想の基本原理と実践法の基礎を提供すること
瞑想によって、外の世界の流動的な条件に依らない消えることのない満足感を見いだし、気づきそのものから自然に顕れる智慧と思いやりの資質を育むことができます。古くからのチベット仏教の教えに根差していますが、Joy of livingで教えられている瞑想実践は、宗教的なものではなく、マインドフルな気づきや、幸せを求め苦しみから離れたいという動機など、心の基本的な機能を扱います。これらの心の資質に取り組みながら、今この瞬間の体験との関係を徐々に変容し、無条件の温かさと受容をもって、あらゆる思考、感情、感覚の体験に近づくことを学びます。
Joy of Livingコースは、「心を静める」、「心を開く」、「智慧に目覚める」という3段階から成っています。
レベル1:心を静める
Joy of Livingのレベル1では、ミンギュル・リンポチェが、気づきの瞑想を用いて平和な心(mind)と喜びに満ちた心(heart)を作り出す方法を教えます。気づきの瞑想によって、私たちはあらゆる状況や経験、困難な感情や肉体的苦痛さえも、内なる平和への入口として用いることができるのです。
レベル2:心を開く
Joy of Livingのレベル2では、ミンギュル・リンポチェが、慈しみ(慈)、憐れみ(悲)、喜び(喜)、平等心(捨)について瞑想することで、私たちの周りの世界に心を開き、苦しみの根底にある自我への固着した考えを減らすことができる方法を教えます。
レベル3:智慧に目覚める
Joy of Livingのレベル3では、ミンギュル・リンポチェが、不安や苦しみの原因を取り除く深遠な瞑想の形式である洞察瞑想の実践について手引きします
プログラムスケジュール
参加費
Joy of Livingにはレベル1、レベル2、レベル3の3コースがあります。ご希望のコース及び参加費の種類を選択してください。
各コースの参加費には3種類あります。
USD 75 スポンサー - 割引料金の参加者3人分の支援になります
USD 30 一般 - オンラインコース開催のための基本料金です
USD 15 割引 - 収入が限られている方のための特別料金です
よくある質問
Q:Joy of Livingに初めて参加するのですが、レベル1と2のコース両方に申し込むことは可能ですか?
A:Joy of Livingレベル2のコースに申し込むには、レベル1に参加して50時間の正式な瞑想の宿題を完了している必要があります。今回、レベル2のコースはレベル1が終了してわずか3週間での開催となり、レベル1の宿題を終えるには時間がほとんどありません。そのため、Joy of Livingに初めて参加される方はレベル1と2の両方に申し込むことはできませんのでご了承ください。
これまでテルガル・アジアでは、対面式リトリートにおいては、初めての方でもJoy of Livingレベル1と2を合わせて参加可としてきましたが、これは集中的な瞑想ができる対面式リトリートという恵まれた環境であったためです。オンラインでは残念ながらその条件が満たされません。
ミンギュル・リンポチェは、段階的に学ぶことが重要であり、宿題の必要条件を順守するよう繰り返し仰っています。Joy of Livingレベル1は、テルガル瞑想プログラム全体の、とても重要な土台です。参加者のみなさんには、オンライン・リトリートをしっかりと体験し、十分な時間をかけて宿題を終えてから次のレベルのコースに申し込まれることをお勧めします。
Q:オンラインプログラムに参加するにはどんなソフトウェアが必要ですか?
A:オンラインプログラムは、zoomを利用して開催されます。zoomを初めて使われる方は、事前にzoomをダウンロード、インストールし、その操作に慣れておくようにしてください。
Zoomのダウンロードはこちら。よくある質問はこちら。事前にzoomの接続テストを行い、ソフトウェアが最新バージョンであること、機器及び接続が適切に動作することを確認しておいてください。
講義や瞑想実践のセッションに参加するには、メールで送信された個人リンクからテルガル・アジアのラーニング・ウェブサイトにログインしてください。「参加」ボタンをクリックし、zoomアカウントにログインします。
Q:インターネット障害(またはその他のやむを得ない理由)でコースに完全には出席できなかった場合、コースを完了したと見なされますか?
A:コース完了と見なされるには、コースに完全に出席する必要があります。障害が発生した場合は、後日、別の機会にそのコースの再受講をお願いします。
申込について
- イベントの5日前に受付を終了いたします。
- キャンセルされた場合、他の方への譲渡や返金には応じかねますのでご了承ください。
登録は締め切らせていただきました。
ミンギュル・リンポチェについて
ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェ(Yongey Mingyur Rinpoche)は、著名な瞑想指導者トゥルク・ウゲン・リンポチェ(Tulku Urgyen Rinpoche)を父に1975年、チベットとの国境に近いネパールに生まれる。幼少の頃よりパニック障害に悩まされたことから、一人洞窟に籠って瞑想するなど、早くから瞑想に親しむ。その後父やその他瞑想の師より正式に瞑想を学び実践を重ね、12歳で第7世ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェの転生者と正式に認定される。3年間のリトリート(お籠り修行)を終えた直後、15歳の若さでインドのシェラプ・リン僧院の瞑想指導者に任命される。その頃にはパニック障害はすでに過去のものであった。
リンポチェの法話は、ご自身が克服された体験を踏まえて新鮮でユーモアあふれる語り口が特徴的だ。指導的立場になってからも20世紀の偉大な高僧たちから顕教と密教の教えの伝授を受け、更に瞑想修行を続ける。その後本格的な教化活動を開始し、現在は、ネパールやインド各地にある僧院の座主としての責務を果たすとともに、世界中の弟子たちを指導。テルガル瞑想コミュニティは2008年に設立され、現在世界各地に拠点を擁している。
もう一つのリンポチェの活動として、科学への関心が挙げられる。幼い頃父の下で瞑想修行をしていた著名な脳神経科学者 フランシスコ・バレーラ(Francisco Varela)教授の影響もあったことからこの方面での貢献も大きい。ダライ・ラマ法王をはじめとする宗教界の指導者や科学者たちが参加する「心と生命研究所(Mind & Life Institute)」主催の会議は、その草創期から中心的な存在として活躍。米国の脳科学者リチャード・デイビッドソン博士らによる瞑想の科学的研究の被験者としても協力している。
2011年6月、リンポチェは突如僧院を後にし、インドやネパールを中心に乞食行を開始。2015年11月に行を終える約4年半にわたるエピソードは「4年の放浪の修行を終えて」(Lion’s Roar、2016年2月)、「リトリートを終えて」(Lion’s Roar、2017年1月)、『In Love with the World』[2019]に詳しい。
ケンポ・クンガ師について
ケンポ・クンガ師は若くして僧侶となり、テルガル僧院においてチベット仏教の伝統の儀式、祈願文、その他の伝統的な実践を学んだ。15歳の時、長期の瞑想リトリートに入り、3年をかけてカギュー派の深遠な瞑想実践を修めた。
この真剣な瞑想実践の後、インド北西部のダラムサラ近くにある有名なゾンサル僧院に入った。そこで11年間学んでケンポの学位(博士号に相当)を取得し、ゾンサル・カレッジでさらに3年間教鞭をとった。ケンポ・クンガ師の主な師はヨンゲ・ミンギュル・リンポチェであるが、その他多くの崇敬される師にもついて学んだ。
近年、ケンポ・クンガ師は、テルガルの僧院、瞑想センター、瞑想グループの世界的なネットワークの主要な師として、アジア、ヨーロッパ、アメリカで教えを説いてきた。
