Joy of Livingオンライン瞑想プログラム

ミンギュル・リンポチェ


 

プログラム

Joy of Livingレベル3:智慧に目覚める

9月23-25日

Joy of Living(生きる喜び)は、どなたでも実践できる瞑想の学びと実践の道です。このレベル3は智慧や空の教えに関する内容です。

参加条件:Joy of Livingのレベル1と2に参加し、各50時間の正式瞑想の宿題終了者のみ

 

Joy of Livingレベル 1:心を静める

11月4-6日

Joy of Living(生きる喜び)は、宗教や文化の違いにかかわらずどなたでも実践できる瞑想の学びと実践の道です。ミンギュル・リンポチェの直接指導の下で、これらの教えを学び実践します。このレベル1はサマタ瞑想に関する内容です。

参加条件:どなたでも参加できます

 

Joy of Livingレベル2:心を開く

12月10-11日

Joy of Living(生きる喜び)は、どなたでも実践できる瞑想の学びと実践の道です。このレベル2は四無量心(慈悲喜捨)に関する内容です。

参加条件:Joy of Livingのレベル1に参加し、50時間の正式瞑想の宿題終了者のみ

 

 

ミンギュル・リンポチェは英語で講義を行い、ツンマ・ミャオロンによる解説は中国語(英語通訳付)で行われます。通訳は、中国語、広東語、韓国語、日本語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語があります。

ご参加のコースの全日程・時間にご出席ください。いずれのクラスも欠席すると、次のレベルに進むにはそのコースを再受講する必要があります。


参加条件、宿題の必要条件については、JOLコースマップをご覧ください。

JOLコースチャート:
https://www.tergarasia.org/wp-content/uploads/2020/08/JOL-chart_jpn.pdf


 

コース時間

レベル1, レベル3

レベル2


 

本リトリートの内容

  • ミンギュル・リンポチェとケンポ・クンガ師による講義
  • リンポチェとケンポによる質疑応答セッション
  • ガイド付き瞑想

 


 

Joy of Livingの紹介

Joy of Livingは、宗教や文化の違いにかかわらずどなたでも実践することができる瞑想の学びと実践の道です。
主に次の2つのニーズを満たすように設計されています。
 信仰に関わらない一般的な形式で、瞑想・マインドフルネスに関心のある方を対象にした包括的な瞑想のトレーニングコースを提供すること
 正式な仏教実践に関心のある方も対象として、瞑想の基本原理と実践法の基礎を提供すること
瞑想によって、外の世界の流動的な条件に依らない消えることのない満足感を見いだし、気づきそのものから自然に顕れる智慧と思いやりの資質を育むことができます。古くからのチベット仏教の教えに根差していますが、Joy of livingで教えられている瞑想実践は、宗教的なものではなく、マインドフルな気づきや、幸せを求め苦しみから離れたいという動機など、心の基本的な機能を扱います。これらの心の資質に取り組みながら、今この瞬間の体験との関係を徐々に変容し、無条件の温かさと受容をもって、あらゆる思考、感情、感覚の体験に近づくことを学びます。

Joy of Livingコースは、「心を静める」、「心を開く」、「智慧に目覚める」という3段階から成っています。

レベル1:心を静める
Joy of Livingのレベル1では、ミンギュル・リンポチェが、気づきの瞑想を用いて平和な心(mind)と喜びに満ちた心(heart)を作り出す方法を教えます。気づきの瞑想によって、私たちはあらゆる状況や経験、困難な感情や肉体的苦痛さえも、内なる平和への入口として用いることができるのです。

レベル2:心を開く
Joy of Livingのレベル2では、ミンギュル・リンポチェが、慈しみ(慈)、憐れみ(悲)、喜び(喜)、平等心(捨)について瞑想することで、私たちの周りの世界に心を開き、苦しみの根底にある自我への固着した考えを減らすことができる方法を教えます。

レベル3:智慧に目覚める
Joy of Livingのレベル3では、ミンギュル・リンポチェが、不安や苦しみの原因を取り除く深遠な瞑想の形式である洞察瞑想の実践について手引きします。

     


     

    参加費

    USD85 スポンサー: これにより、収入が限られている人には割引料金を提供できます
    USD35 一般: これは、コースを開催するための基本的な費用をカバーします
    USD15 割引: 収入が限られている方へ


    よくある質問

    https://cloud.tergarasia.org/s/ywX3wm10NlVQ6SS


     

    申込について

    • イベントの1日前に受付を終了いたします。
    • キャンセルされた場合、他の方への譲渡や返金には応じかねますのでご了承ください。

    ミンギュル・リンポチェについて

     

    ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェ(Yongey Mingyur Rinpoche)は、著名な瞑想指導者トゥルク・ウゲン・リンポチェ(Tulku Urgyen Rinpoche)を父に1975年、チベットとの国境に近いネパールに生まれる。幼少の頃よりパニック障害に悩まされたことから、一人洞窟に籠って瞑想するなど、早くから瞑想に親しむ。その後父やその他瞑想の師より正式に瞑想を学び実践を重ね、12歳で第7世ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェの転生者と正式に認定される。3年間のリトリート(お籠り修行)を終えた直後、15歳の若さでインドのシェラプ・リン僧院の瞑想指導者に任命される。その頃にはパニック障害はすでに過去のものであった。

    リンポチェの法話は、ご自身が克服された体験を踏まえて新鮮でユーモアあふれる語り口が特徴的だ。指導的立場になってからも20世紀の偉大な高僧たちから顕教と密教の教えの伝授を受け、更に瞑想修行を続ける。その後本格的な教化活動を開始し、現在は、ネパールやインド各地にある僧院の座主としての責務を果たすとともに、世界中の弟子たちを指導。テルガル瞑想コミュニティは2008年に設立され、現在世界各地に拠点を擁している。

    もう一つのリンポチェの活動として、科学への関心が挙げられる。幼い頃父の下で瞑想修行をしていた著名な脳神経科学者 フランシスコ・バレーラ(Francisco Varela)教授の影響もあったことからこの方面での貢献も大きい。ダライ・ラマ法王をはじめとする宗教界の指導者や科学者たちが参加する「心と生命研究所(Mind & Life Institute)」主催の会議は、その草創期から中心的な存在として活躍。米国の脳科学者リチャード・デイビッドソン博士らによる瞑想の科学的研究の被験者としても協力している。

    2011年6月、リンポチェは突如僧院を後にし、インドやネパールを中心に乞食行を開始。2015年11月に行を終える約4年半にわたるエピソードは「4年の放浪の修行を終えて」(Lion’s Roar、2016年2月)、「リトリートを終えて」(Lion’s Roar、2017年1月)、『In Love with the World』[2019]に詳しい。

     

    ケンポ・クンガ師について

    ケンポ・クンガ師は若くして僧侶となり、テルガル僧院においてチベット仏教の伝統の儀式、祈願文、その他の伝統的な実践を学んだ。15歳の時、長期の瞑想リトリートに入り、3年をかけてカギュー派の深遠な瞑想実践を修めた。

    この真剣な瞑想実践の後、インド北西部のダラムサラ近くにある有名なゾンサル僧院に入った。そこで11年間学んでケンポの学位(博士号に相当)を取得し、ゾンサル・カレッジでさらに3年間教鞭をとった。ケンポ・クンガ師の主な師はヨンゲ・ミンギュル・リンポチェであるが、その他多くの崇敬される師にもついて学んだ。

    近年、ケンポ・クンガ師は、テルガルの僧院、瞑想センター、瞑想グループの世界的なネットワークの主要な師として、アジア、ヨーロッパ、アメリカで教えを説いてきた。

     

     

    ツンマ・ミャオロンについて

    1975年、台北生まれ。1990年から台湾の高雄にある佛光山仏学院で学び、1993年に佛光山の星雲大師より比丘尼戒を授かる。1994年にチベット語を学びにラサへ行く。1995年にカトマンドゥにあるレクシェイリン佛教大学(Leksheylin Buddhist College)で学び、ケンポ・ツルティム・ギャツォ・リンポチェをはじめとするリンポチェ方に従う。1999年から、ネパールのナーガールジュナ・インスティテュートのCEOとして、ネパール、インド、チベットの寺院の支援を担当。2001年からカルマパ17世、ケンポ・ツルティム・ギャツォ・リンポチェ、タグ・リンポチェ、ミンギュル・リンポチェ他の通訳を務める。2003年からHWA YUE財団のCEOを務める。2005年から現在まで、カギュ・モンラム・ワーキンググループに所属。2006年から現在まで、衆生文化出版社の社長。2010年、テルガル・アジアの意思決定グループのメンバー、テルガル・アジアのカリキュラム企画グループのリーダーを務める。2011年、テルガル・アジアのインストラクターとなる。2014年、「空性に関する瞑想の五次第」コース推進チームを立ち上げ、『Treasury of Definitive Meaning』翻訳プロジェクトを立ち上げる。2016年、チベットの比丘尼戒の復活のため「ケマ比丘尼戒協会」のコーディネーターを務めた。